モデル授業案
2024.01.14
地球は水の星
【海洋教育・基本モデル1(全6回)】自分たちの暮らす地球は「水の星」と言われ、水のほとんどが海にあります。海の特徴や問題について学び、なぜ海が大事なのかを考える授業です。
授業のねらい:地球環境を特徴づけているのが水であり、その水のほとんどが海にあることを理解する。海が大事な理由について考え、問いを持つ。
【導入】
○自分たちが暮らす地球について知っていることを、これまでの経験や学習素材(国語科・道徳科・理科等の教科書に登場する場合など)から振り返らせる、等。
○地球の写真を見せて、気づいたことを発表させる。丸い、青い、雲がある、地形のことなど。
【展開】
○水の星と言われる地球。水はどこにあるのかを想像する。
・「地球は青かった」という言葉を紹介、地球は「水の星」と言われている
・水のほとんどが海にある。
○海について知っていることを発表させる。
・海に行ったことがあるか、見たことがあるか、遊んだことがあるか
○海の特徴について
① 大きさ:地球の表面は海で覆われている。地球の表面の71%が海。
② 深さ:海の深さは平均3,800m。富士山が入るくらいの深さだが、最深10,920mと言われているが、まだ未知な部分が多い。
③ 量:地球上にある水全体の97%が海水。
→ 周囲の水がある場所に目を向けさせる。湖、川、森林など。雨や雪など地上に落ちてくる水にも意識を向け、土が蓄えていることに気づかせる。次回の授業への導入。
○海に関わる問題について知っていることを発表する。
・海洋ごみ、地球温暖化など。なぜそれらが問題なのだろうか。
◎「海はなんで大事なんだろう」という問いを共有する。
・海がなかったらどうなるだろうか。海はどんな役割をしているのだろうか。
・自分たちと海のつながりについて学ぶことの確認。
○海をテーマにウェビングを行い発表する。
・自分と海との関わりを言語化、意識化させる
【まとめ】
○海は大事と言われるが、海について知らないことが多いということを意識させる。「海はなんで大事なんだろう」「海は自分たちとどのようなつながりがあるんだろう」という問いを開いて終末へ。