モデル授業案
2024.01.14
水はめぐり、海にいきつく
【海洋教育・基本モデル2(全6回)】海の特徴についての学習内容を振り返りつつ、身近な水を想像します。そこから水循環の流れを確認し、海に流れつくものについて考えます。
授業のねらい:⽔は循環し、海とつながっていることに気づく。海は地球上の⽔のほとんどを蓄え、ほぼすべての⽔の⾏き着く先であることに気づく。
【導入】
○海の特徴についての学習内容を振り返る。
【展開】
○地球の⽔の97%が海にあることを確認する。残りの3%はどこにあるのかを想像させる。
○⾝近な⽔は流れてどこにいくのかを想像させる。
・⾬は降った後どうなるのか。川の⽔はどこにいくのか。
◎⽔循環の図を⾒せながら、つながりを想像させ、⾔語化させる。
・つながり⾃体は説明せずに構想させる。ワークシートを活⽤。
・個⼈からグループへと展開。
○各グループ内で出た意⾒を発表しあう。⽔循環の流れを確認する。
○⽔が⾏きつく先が海であることを確認する。
①⽔環境の活⽤事例などへの展開
②⽔循環に関わる問題への展開
○海に流れ着くのは⽔だけ?
・海洋ごみ問題について資料を提⽰しながら説明する
・海に流れつくごみの多くは、どこから来ているだろうか?そのほとんどが内陸からと⾔われて
いる。
○流れ着いたごみはどうなるか、ゴミが流れつかないようにするにはどうすればいいかを考える
・海辺で暮らす⼈や漁業者にとって、ごみの問題はとても⾝近な問題であることを想像させる
・ゴミの清掃活動をしている⼈たちを紹介しながら、拾っても拾っても流れ着くゴミの問題について伝える
→海洋ごみ問題をテーマにした探究活動へと展開させることも可能
【まとめ】
○「海は⾃分たちとどのようなつながりがあるんだろう」という⼤きな問いを再度確認し、海から離れて暮らしていても、実は、海とつながっているということを想像させる。
○海から離れて暮らしている⾃分たちにもできることは何かを問いかけて終末へ。