モデル授業案
2024.01.14
地球温暖化はなぜおきる?
【海洋教育・基本モデル5(全6回)】地球において海が大切な役割を担っていることについてこれまでの授業で確認しました。今回は地球温暖化が海に与える影響について学びます。
授業のねらい: 海が地球環境を保っていたことを理解するとともに、海の環境変化と地球温暖化とのつながりをとらえる。
【導⼊】
○地球温暖化について知っていることを発表し合う。
【展開】
○地球温暖化はなぜ⽣じたのか、なぜ問題なのかという問いを確認する。
○地球温暖化が⽣じた原因について学ぶ
・太陽からの熱。⼆酸化炭素が増えることで、熱を溜め込んで、地球を暖めてしまう。温室のようになるため温室効果ガスと呼ぶ
・既習事項に応じて)⼆酸化炭素が排出される理由/熱をゴミとして捉えてみる。⽯油を燃やす、ゴミを燃やす、⾶⾏機を⾶ばす、ゲームをする、すべて熱が出る→熱公害、⼈⼯熱
・温室効果ガスが地球全体をおおい、地球が少しずつ温まった
→温暖化していく様⼦の動画アニメーション
○地球があたたまるとどういうことになるかを⽤語とのつながりから説明する
・⼤⾬や⼲ばつの異常気象、感染病の流⾏、⾷糧危機、海⾯上昇、⽔没など
○地球があたたまりすぎることがなかった理由について想像し、考える
・海の⽔が地表の熱を吸収して、⾬を降らせて、⽔循環を作っていた
・海は⼆酸化炭素を吸収してくれていた
→海がなかった場合どうなるのかのシミュレーション
【終末】
○温暖化による問題を防ぐためにどうすることができるかを考える
・海を守るために⼭を守る。酸素を出す森。