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モデル授業案

2024.01.22

『スイミー』で考える、海の世界と食物連鎖

  • #海にいる生き物たち

  • #海と命のつながり

  • #海の仕組み

食物連鎖から海の食べる・食べられる関係について考えるとともに、生き物たちが生活する海の世界へのイメージを膨らませます。『スイミー』が伝える海の魅力について考えることのできる授業を目指しています。

<本プログラムについて>

中学1~3年生 / 総合的な学習の時間 / 計1コマ

 

【食べる、食べられる】

スイミーは世界的に有名な絵本として小学校2年生の国語科の教科書でも取り扱われているが、さまざまなメッセージが込められている。主人公のスイミーに着目することが多いが、物語に出てくる様々な生き物の事情を通して、海の食べる食べられる関係が食物連鎖という言葉で表されることを学ぶ。そして、海の世界の生き物について学ぶことがなぜ大切なのかについても自ら考える。さらに、スイミーが感じたような自分にとっての海の魅力は何かについて思い起こす。そして、食物連鎖という海の生き物同士が抱える事情を踏まえた上で、スイミーという絵本からは何を伝えようとしているのか、自分なりに受け取る。これらすべての学びを通して自分の海のイメージについて改めて考えてみる。

 

概要

■学年:中学校1年, 2年, 3年

■関連:総合的な学習の時間

「探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための素質・能力を育成する」に対応するプログラムである。

■目標

<知識及び技能>

生き物の食物連鎖の仕組みについて理解する

 

<思考力,判断力,表現力>

人間が生き物の食物連鎖から命をいただくとき、どのような想いを抱くのか表現する

スイミーが感じたように、自分にとっての海の魅力はどんなことかを考える

 

<学びに向かう力,人間性>

スイミーという物語から自分はどのような学びを受け取り、それを活かしていけるのか考えようとする

 

■教材について

『スイミー』

作:レオ・レオニ 訳:谷川俊太郎 出版社:好学社

販売ページ:http://www.kogakusha.com/book/187/

あらすじ:赤い魚のきょうだいの中で一匹だけ黒いのが主人公のスイミー。スイミーのきょうだいは大きなまぐろに食べられてしまいますが、スイミーはほかの赤い魚の群れとともに一匹の大きな魚のふりをして、まぐろを追い出します。

 

指導内容

ねらい:スイミーの物語を通して、食物連鎖や海の魅力について考え、海のイメージを広げる。

 

【導入】

○好きな海の生き物はいる?海の生き物や海について知っていることにはどんなことがあるかな?

ークジラは海の生き物の中で一番大きい、プランクトンをたくさん食べている、など

 

【展開】

○絵本『スイミー』を読んでみよう

スイミーだけでなく、それ以外の海の世界で生きる生き物たちの立場にたって読んでみよう

 

考えられる立場:

ー食べられたスイミーの家族

ースイミーの家族を食べたマグロ

ースイミーが放浪する中で出会った海の美しいものもの

ースイミーが出会った赤い魚の群れ

 

○別れと出会いについて

みんなにとって別れと出会いと聞くと何が思い浮かぶかな?

クラス替え、卒業、入学、転校、引っ越し

 

海の生き物たちは、食べたり食べられたりすることで別れと、新たな命との出会いを繰り返しているよ

 

○海の食物連鎖について考えてみよう

クジラ、ペンギン、アザラシ、小魚、なまこ、プランクトン

この中でどの生き物がどの生き物が食べているか考えてみよう

 

ーそれぞれの生き物には生きていくための事情がある。スイミーの家族を食べてしまったマグロは、たくさん食べることができて元気を取り戻したかもしれないね

ー人間もそんな魚を食べて生活している、これについては今どんな気持ちになったかな?

 

ー海の生き物の中には、天敵に食べられないように群れで行動するなど工夫をとるものもいる

ースイミーはその中でも自分の体の黒さを利用して群れの中で目となる役割を選んだ

→天敵に食べられないように工夫する他の生き物を知っているかな?

イカは天敵が現れてきたときにイカ墨を出して自分の姿が見えないようにする

 

○どうして海の生き物について知ることが大事なのかな?自分なりに考えて発表しよう

ー海の生き物について知ることは、地球について知ることでもある。人間はつい自分たちの世界が当たり前だと思ってしまいがちだけど、別の世界にはそこに暮らす生き物特有の世界が広がっている。それらの生き物のことも配慮して行動しなければいけない現状にある。

 

○色々な経験をしてきたスイミーが、海の魅力に改めて気づいたシーン。みんなにとって海の魅力って何かな?考えてみよう。

ー青い海

ーサンゴ礁

ー美味しい海産物

ー砂浜で遊べること

ー生き物がたくさんいるところ

 

○絵本「スイミー」から自分が受け取ったもの

生き物にとって食物連鎖は生きていく上で深刻な世界。でも同時に海の力強さや魅力も感じられる。みんながこれら以外に「スイミー」の物語から学んだことは何があるかな?

 

【終末】

○「スイミー」や海の世界で生きる生き物たちを通して、自分にとっての海のイメージが何か変化したり新しく考えたことはあるかな?

オポポタグどの海を知る?

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