【オポポ部ー活動記録#1】海を楽しむアイディア出し会議

2024年5月8日（水）、記念すべき第一回目のオポポ部が開催されました！
今回の目的は「海を楽しむためのアイディアを出すこと」。

神奈川県からは中学2年生のSくん、静岡県からは中学1年生のJくんがオンラインで参加してくれました。

（その他参加予定だった3名は、今回は残念ながら欠席……。次回を楽しみにしています。）

まずはオポポ部の趣旨説明から。
オポポを運営するみなとラボは、海と人とを学びでつなぐ団体です。
人間は海がないと生きていくことができません。
でも、海のことはわかるようでよくわからないし、関心が寄せられることもあまりない。
そのような状態を「オーシャン ブラインドネス」といいます。みなとラボはその言葉を軸に活動しています。

オーシャンは「海」、ブラインドネスは「見えていない」という意味。
オポポ部では、そんなオーシャンブラインドネスに向き合いながら、海の楽しさをもっと引き出すことを目指したいと考えています。

そのためには、まずは自分たちが海を楽しむこと！
自分たちが楽しめないと、共感されることもなく、広がりもえられません。
楽しむというのは「楽しいことをやる」ということだけを意味しているわけではなく、
シリアスな問題に向き合い考えることも楽しんでしまうということ。

ひとりではできないことも、みんなでならもっと可能性が広がる！

オポポ部を通して楽しく海を学んでいこう、という感じのお話しをしました。

ということで！

・海の何に興味があるか？

・オポポ部でどんなことができそうか？

どんどん挙げてもらいました。

今回参加してくれた2人は大の魚好き。「海の生き物」についてのアイディアがいくつか出ました。

アイディア
▶︎深海の世界がどうなっているか知りたい！
―深海魚ってかっこいい！おもしろい！よね
―自分で水中ドローンを動作できないかな？

▶︎まだ見たことないのない魚を自分の目で見てみたい
―沖縄の海に行ってみたいなぁ
―地域によって魚にはどんな違いがあるのかな？比較してみたいなぁ

▶︎魚のプラモデルを作りたい
―骨まで再現して作ってみるのはどうだろう
―海洋プラスチックや、魚の骨を溶かして作れないかな？
―たとえばスズキと深海魚のプラモデルを両方作ったら、骨格や骨の硬さの違いを知れるんじゃないかな？

▶︎水族館と何ができないかな
―自分が釣った魚を展示したいな
―バックヤードを見てみたいな

▶︎海のカードゲームを作ろう

ーカードって集めたくなるよね、カードだったら楽しく海を学べるんじゃないかな？
―プレミアカードを3枚集めたら「鯛の鯛」と交換すると楽しそう
―生き物同士でバトルできるようにして、魚の縄張り争いや食物連鎖について勉強できるようなカードはどうかな
―全国の水族館を回って、水族館の魅力がわかるようなカードをつくるのもいいよね。そのときにバックヤードを見せてもらいたいね

普段、海と関わるなかでこんなことできたらな〜と思うことはたくさんあるはず。

でもあらためてアイディアを出すって、思っていたよりむずかしい……！海は広く、いろいろな側面を持っているからこそ、どこからどうやって手をつけようか考えるだけでワクワクしました。

そして今回は、魚好きのふたりならではの「海の生き物」を軸にしたアイディアが出ました。

「魚のもようが好き」「形がかっこいい」「変わっている形をしていればしているほどおもしろい」などなど。

海の生き物の何に惹かれているのか？何が好きなのか？少し掘り下げて考えてみると、「好き」と感じるのにもそれぞれの理由があることがわかりました。

地球規模で見ると、海の生き物も、私たち人間も同じ命のある「生き物」。

人として生活をしていると、もちろん当たり前のように人目線で物事を見ています。

地球においてはどの生き物も大切。海の生き物はどんな目線で私たちを見ているんだろう？

私と海の生き物はどのようにつながっているんだろう？そのつながりを見つけていけば、どんなことに気づくんだろう？

そんな疑問をぐるぐる巡らせた第一回でした。

次回もプロジェクトを作っていくための会議をしたいと思います。

開催日についてはまた追ってお知らせします。

みなとラボスタッフでもどんなことができるか検討中なので、みなさんもぜひアイディアを考えておいてくださいね。もちろん、生き物だけではない海のことでもOKです！

オポポ部は、いつでも部員を募集中。次回は一緒に参加したい！と思った方、連絡をお待ちしています。詳細はこちら

【お知らせ】

2024年7月15日（月）の海の日に、都内のみなとラボオフィスにてイベントを開催！

オポポ部のブースを設けて何か楽しいことができたらなぁと考えています。詳細が決まり次第お知らせします。