オポポフレンズvol.9ー海を守るため「対話」を重ねる 奥山杏子さん
海や、海にまつわるものが大好きなオポポのともだち、通称"オポポフレンズ"。ここでは、そんな僕の仲間を紹介するよ。今回は、ベルギーに住みながら気候変動の問題を解決しようと熱心に活動する奥山杏子さんにインタビュー。これまで数カ国で生活をしてきた奥山さんが感じた、海を守るための「対話」の重要性について話を聞きました。
2024.06.13
海と関わるときに大事なことー海洋リテラシーの目的【vol.2】
海と共に暮らしていくためにも、海を「知る」ことは大事。海を知るための国際的な動きとして、ユネスコが提唱した海洋リテラシーの内容を見てみましょう。その上で、あなたはどんなことを感じますか?
2024.02.20
『きんのさかな』で考える、海の持続的な活用
漁獲量を守らずにいきすぎた漁業は「乱獲(らんかく)」と呼ばれ、大きな問題となっています。物語『きんのさかな』では、物語に登場するおばあさんが欲張りにさかなにお願いする姿、人間の欲望に応えようとするたびに荒れていく海の色や波の様子が描写されています。この物語を通して、過剰な漁業や乱獲の問題について考えを深めます。
2024.02.08
海を知るってどういうこと?ー海洋リテラシーの目的【vol.1】
私たちは海からたくさんの恵みをもらって生活しています。その反対に、私たちが与える海への影響は大きくなっています。だからこそ、海のことをよく知って、上手に関わっていかなければなりません。そのためには海について何を知ることが大事で、これから何を知るべきなのか。海と共に生きていくことについて、一緒に考えてみましょう。
2024.02.06
『アイヌとキツネ』から考える、海と生き物のつながり
絵本『アイヌとキツネ』を読んでみると、サケをはじめとした様々な生き物が上手に自然を分け合ってきたことがわかります。地球温暖化によって近年サケは減少し続けていますが、食物連鎖の中でひとつの生き物はどれだけ大事な役割を担っているでしょうか。この授業では、地球温暖化によって様々な生き物に大きな影響を与えている私たちが、どのように行動していくべきなのかについて考えます。
2024.02.01
ルール作り
海は誰のものかな? 長い間、海は誰の所有物でもないという考えのもと世界は回ってきたんだ。でも、中世になってヨーロッパの国々が権利を主張し始め、1900年代からどんどんルールが作られていったよ。
中でも、約500の条約から構成された国連海洋法条約という国際条約があるんだけど、各国の海域分類や権利義務関係などを細かく規定してるんだ。1982年に採択されたこの条約は、採択に10年、発行するまでに12年もかかったんだ。
ドイツ・ハンブルクの国際海洋法裁判所はこの条約のもと、海洋で起きた国家間の問題を扱っているよ。
また、2023年の3月4日には海をめぐる新たなルールの案が出され、各国が同意したよ。その案というのは「公海条約」といって、「海の自然の保全と回復を目的に、2030年までに海の30%を保護区に指定する」というルールなんだ。でもまだ草案という正式な条約ではないんだ。正式なものになるには、たくさんやることがあって、その度に色んな人から許可を得ないとルールにはならないんだ。ルールって大変だよね。
2024.01.01
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